というわけで、D200、実戦即投入目指して昨日からいじり倒してます。
最近D200を購入した人ならわかると思うんですが、シャッターレリーズはどうしてるんでしょうか?
レリーズは三脚使って低速シャッター切る人や、標本写真なんか撮影する人には必須アイテムの一つでしょう。
僕もレリーズは必須なので、当然本体と共に購入する予定でした。
が、ないんです。欠品なんです。しかも3ヶ月待ちという。
聞くところによれば、ニコンは銀塩カメラ事業縮小発表後、この手のアクセサリーの供給が物凄く悪くなったらしい。いわゆる少数生産で、需要に対してと供給が追いついていない状態なのだ。
ニコンではお手すきの人に適当な時間に適当な数作るように、なんてお達しの元、製作してるんでーしょーか??
なんて冗談はさておき、欠品、そーですか、待ちますか、ってのはどうにもやる気になってる僕には困る話である。
まぁ、メーカー欠品といえど、東京には腐るほどカメラ屋があるんだから、どこかにあるだろうと数件回ってみたがどこも欠品。しかも店によっては今年に入ってからずっと欠品、というところもあったので、かなりアセル。
こーなったら全店まわるぞー、なんて気力も時間もないから、中古品も探してみる。
よく行く中古やでオヤジに聞いてみたら、中古でたまに出るが、出れば即売らしい。みんな血眼になって探しているのである。
う~ん、そうか、やはり三ヶ月待つしかねいですかい。と、再びレリーズが束になって置いてあるコーナーを見ていくとMC-20というのを発見した。同じ10ピンで、D200に接続は出来そうだ。
こ、これは!と手に取りオヤジに聞いてみると、残念だけどこれは使えないねぇとの答え。
しかし、しかし、10ピンだよ!使えるんじゃあ、とここで手放したらこれすら手に入れる難しいんじゃないかという気持ちもよぎってなかなか陳列棚に戻せない俺。
値段は中古といえど4000円強。MC-30の中古なら2000円そこそこらしいんで倍額だ。しかし、いつ入荷するかわからない。
といってもMC-20は使えないとオヤジは言っている。でも、でも、もしかしたら使えるんじゃあないか??
ダメだったら4000円は少々痛い金額だが、賭けに出て購入。最近、この手の賭けは失敗することが多いが、どうにも懲りないのだ。
自宅に戻って早速装着。ん??レリーズには小さな液晶画面があるのだが、全く反応がない。ダメか??とレリーズをいじくっていると側面に電池入れっぽい部分を発見。スライドさせるとまさに電池入れであった。
なんだ、ボタン電池がいるのか。とわかればスバヤク購入。
電池を入れて再びシャッターボタンを押す。カシャ。おー!!普通に使える!!
調べてみたら、このMC-20はF100時代のシロモノで、当時の定価11000円、機能面からみて現行のMC-36の先代モデルのようだ。20は36同様、時間設定が色々出来る機能がついている。残念ながら現在は絶品である。しかし、F100時代から現行品であるMC-30が中古ですら品薄な今、MC-20も使えるというのは朗報ではないか?MC-30をお探しの諸兄には、是非ともMC-20も選択肢に入れてほしいと思ったのであった。
あれ?そーいえばMC-36は高いけど普通に購入出来たんだろうか?