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水ルポ

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2015年 07月 26日

波のむこうのかくれ島 椎名誠

2001年出版だから14年程デッドストック(笑)。
著者の椎名誠は私の中で最も多くの著書を読んだ作家で、
80年代から読み始め、以後、90年代は著書が出てる事を知れば大概購入し
スバヤク読んでしまったものだ。
しかし、この本の発行辺りからであろうか?
いくら忙しいとはいえ、少々文章が手抜きじゃなかろうか?と思うような、特にエッセイであったが
それと同時にあまりに読みすぎてしまったためか
買った事で満足し、
「つん読」化となってキープされた本が増加した気がする。

さて、本書が発行された2001年はまだフリーで仕事を始めたばかりなので
多分気持ちもフワフワ浮わついていて、
椎名誠の様に「島」へ特に目的もなく行く事にヨロコビを感じていた時代だったはずだ。
なので、気持ちはわかる、と思いながら読み始めたが・・・
まあ、簡単にゆーと、まぁ、わりと時系列に話を書いてるだけで、
特段、コーフンすべきエピソードが書いてあるわけではない作品であった。
まぁ、いつもいつもどこかへ行く度にコーフンすべきエピソードがあるとは思えないが。

これを読み終わって特にその島に行きたい!
という感じにはならなかったが、
自分も行ったことがある硫黄島のエピソードは結構、うなずけるものはあった。

by mizkichi | 2015-07-26 15:34 | ♪book


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