一昨日の土曜、
「イトウ・シンポジウム」での講演拝聴のため、ひっさしぶりに銀座へ出かけた。
最近じゃあ、めったに行かなくなった銀座。
元々、特に縁の無い地区ではあるが、
なんだかだいぶ行かなくなった気がする。
さて、パルプ会館で開催されたシンポジウムでは、
国立環境研究所の福島さんのイトウに関する興味深い研究結果を聞き、
北の大地でまだお目にかかったことがないイトウに思いをはせた。
イトウ保護、とは言うものの、やっぱり釣り人なので、釣ってみたいなぁって。
そして、絵本作家の村上康成さんのトークショー。
本人も絵本も今回初めて拝見したが、
外見、素朴なタッチの絵は、そのままその人となりを反映しているなぁ、と思った。
ウクレレ演奏もあったトークショーは楽しかった。
眠くなることなく最後まで聞ける講演ってのはあんまりないからなぁ(笑)。
終了後、スライドで読み聞かせもらった「こぐまのプディ カヌーでスイーコ」、
来月会う、友人の子供のために購入した。
サイン入りだ。
イトウの絵、すごく単純なんだけど、イトウだ。
描こうと思っても意外とこんな風には描けないんだよなぁ。
シンポジウム終了後は隣のキヤノン・ギャラリーで開催されていた
知来要さんの「Fish Window」写真展を覗いてみた。
シンポジウムの会場と隣り合わせだったというのは偶然か戦略か?(笑)
雑誌「FlyFisher」でお馴染みの水中写真ではあるが、
やはり大伸ばしで見ると違うなぁ。
写真は主に知来さんのフィールドである奥日光のものが多かったと思うが、
水底には火山による様々な色の溶岩が散らばっていて、
単調になりがちな水底の色に彩を添えていることに気がついた。
バイカモのグリーンとの対比が美しかった。
ヘボ会カレンダーで、物凄くカッコイイ倒木写真を撮影していた大久さんにも初めてお会いした。
ブログを通じて知り合いになることが出来た知来さん、有難うございます。