国内上映前から話題になっていた「ザ・コーヴ」
先週見に行ってきました。
賛否両論、色々あるけれど見ておかないと!
レイトショーは無かったので久々前売り券を購入。
とはいえ1500円は今時高いよ。
映画館前には反捕鯨団体とかいるのかなー、
と思ったけど、全然そんなことなかったです。
見終わった後もインタビューされちゃうかなぁ、
と髪もセットしていったのですが、
まったくの無駄準備に終わりました(笑)。l
さて、映画そのものですが、
思ったより良かったです(笑)、
「オーシャンズ」みたいなだまし討ちはないですからね、
最初からそういう映画だとわかって観る、というのは大事です。
この映画は日本の和歌山県太地町で行われているイルカ漁がいかに残酷であるか、
を軸に、イルカ漁そのものの即時中止を訴え、日本の捕鯨に対する姿勢への批判など、
最終的には日本は残酷で悪の国家みたいな話になっていますが(笑)、
結局のところ、「わんぱくフリッパー」に出ていた
リック・オリバーの贖罪に便乗した反捕鯨プロパガンダ映画
としてみれば凄くよく出来ていた
と思います。
太地への侵入や撮影など、さながらちょっとしたスパイ映画の雰囲気もありました。
イルカ漁そのものは、確かに残酷、に見えます。
イルカは日本のどこかで捕られているのは知ってましたが、
どういう風に捕っているかは知らなかったことだし、
知らなかったものを初めてみれば誰でも衝撃は受けるんじゃないでしょうかね?
牛や豚のトサツも見れば、普通に残酷、と思うんじゃないでしょうかね。
まぁ、イルカ漁や捕鯨については色々あるから、それについて個人的意見は言いません。
だけど、あのイルカ漁をしている人らの映像、最初はモザイクナシだったというから、
それはないんじゃないかな、と思いましたね。
完全に悪人集団ですよ(笑)。
ドキュメンタリーとしては編集も良かったと思います。
だけど、大げさな準備、器材のわりには大した映像じゃないなー、
という気もしました。
ビデオで十分な作品ですが観てもいいと思います。