2012年 06月 16日

外来種コクチバスは今時期が繁殖シーズン

元々、国内にはいなかった外来魚の一種、コクチバス。

一般の人の耳には「ブラックバス」という呼び方で聞いた事がある魚だと思うけど、
一昔前は「ブラックバス」と言えばオオクチバスのことを指していただろうな。
最近じゃー、コクチバスもいっしょくたに「ブラックバス」と呼ばれているんだと思うけどね。

まぁ、魚に特に興味を持たない人が見れば、どっちも同じに見えちゃうだろうけどね。

このコクチバスってのは、オオクチバスなんかよりも繁殖力は旺盛なんじゃないかなーと思う。
オオクチバスよりも低水温に強く、流水環境にも適応出来るフレキシブルさを備えているし。

オオクチバス天国だった場所でもコクチバスが入ってくると、
なんだか次第にオオクチバスの姿は見なくなってくるように感じる。
代わりに物凄い数のコクチバスが確認されるようになってくるんだけど・・・。

そんなコクチバスは今時期が繁殖シーズンで、
あちこちに産卵床があって、沢山の稚魚が確認されたよ。

ほとんど孵化が始まっていたけど、
孵化間もない産卵床は上からだとこんな風に見えるよ。
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外来生物法で本種は目の敵にされてるけど、
どんな動物でも赤ちゃんだと、やっぱ何だかかわいいね。
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やや成長が進むとこんな感じになって、黒い稚魚の塊はなんだかヒジキに見えるよ。
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そうして、更に成長が進むと産卵床から離れ、
初期段階ではそれでも割合まとまって浮遊しているけど、
成長に伴ってどんどん拡散していくよ。
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さらに成長が進むと動きは俊敏に、行動は狡猾になって、
そうなってくるともう手が付けられませんなー(笑)。

これらの稚魚全部が全うに成長して大人になるわけじゃあないけど、
日本の魚類の生態系ピラミッドを考えた際、
上位に位置してしまう要素を持っている本種がこんなに繁殖している姿を目の当たりにすると、
本種に限らず、外来種は国内種に比べると繁殖力、力の点で勝る場合が多いから、
やはり心配になるな。

最近じゃー、カミツキガメだとか、危ない動物もいるしな。

日本の川や湖も迂闊に入ったら危ない、なんてことにならないといいけどな。
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by mizkichi | 2012-06-16 14:07 | @water work


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